エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH」でスタメン出場し、4打数2安打1死球だった。

第1打席に、一塁ベースを直撃する二塁内野安打。第3打席には、守備シフトを敷いた二塁内野安打で出塁し、後続の適時打で生還した。

9-3と6点リードした9回2死走者なしで迎えた第5打席には、内角へ厳しい球が続いた後、カウント2-1から右ふくらはぎへ死球を受けた。この投球を、球審が故意死球と判断し、救援右腕ライトは退場。抗議を続けたホワイトソックスのラルーサ監督も退場処分となった。それでも、大谷は一塁ベース上で、ホワイトソックスの一塁手シーツと笑顔で談笑。気にする気配すら見せなかった。

同カードでは2日前の14日に、ホワイトソックスの主砲アブレイユら3選手がエンゼルス投手陣から死球を受けていた。試合後のマドン監督にしても、「我々は分かっていたよ」と、淡々と話していた。