西地区覇者のアストロズが、「24歳トリオ」の活躍でレッドソックスを4勝2敗で振り切り、19年以来、2年ぶり4回目のワールドシリーズ出場を決めた。

1回2死一塁、4番ヨルダン・アルバレス外野手(24)の適時二塁打で先制。6回にはアルバレスの三塁打を機に1点を追加し、リードを広げた。8回には、カイル・タッカー外野手(24)の3ランでダメを押した。

投げては、ルイス・ガルシア投手(24)が6回2死まで無安打投球。5投手でレッドソックス打線を完璧に封じた。

打率5割2分2厘、1本塁打、6打点を挙げ、シリーズMVPに選出されたアルバレスは「自分の仕事に集中しただけ」と、笑顔で振り返った。

17年世界一の際のサイン盗み事件から、チームを立て直した大ベテランのベーカー監督は「守備とタイムリー安打の勝利。我々は、勝てることを信じていた」と、感慨に浸った。

26日(同27日)からのワールドシリーズでは、17年以来、4年ぶりの世界一をかけて「ブレーブス-ドジャース」の勝者と対戦する。