エンゼルス大谷翔平投手(27)が、メジャー全体のベストナインに相当する「オールMLBチーム」の指名打者(DH)部門と先発投手部門で候補者に選出された。大リーグ機構が10日(日本時間11日)、発表した。大谷は日本ハム時代の16年に投打でベストナインに選ばれているが、メジャーでも二刀流受賞となるか。最終結果は23日(同24日)、米専門テレビ局MLBネットワーク内で発表となる。
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シーズンオフとなっても、大谷の話題は絶えない。リーグ別ではなく、メジャー全体のベストナイン。屈指の強打者やトップレベルの投手がひしめく中、投打で大谷の名前が挙がった。打者ではDHとして打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁。長打力だけなく、走力の高さも見せつけた。投手では9勝2敗、防御率3・18で、チームの先発陣では唯一、1年間ローテーションを守った。各球団のFA選手の動向などストーブリーグが始まる中、二刀流のパフォーマンスをたたえるムードもヒートアップしている。
19年から始まったオールMLBチームの選出は、各ポジションの得票に応じて2チームに分けられる。2回目の昨年は、カブスのダルビッシュ有投手(35=現パドレス)が「ファーストチーム」、ツインズの前田健太投手(33)が「セカンドチーム」に選ばれ、日本人では初選出となった。選考は11月19日まで行われるファン投票が50%、野球記者らメディアによる投票が50%の割合で換算され、23日に今季の“最強チーム”が決定。ベストナインの二刀流受賞に期待が高まる。
野球界へ多大なインパクトを与え、10月26日はMLBのマンフレッド・コミッショナーから特別表彰を受けた。同28日は、選手会(MLBPA)主催の選手間投票で「年間最優秀選手賞」と「ア・リーグ最優秀野手賞」をダブル受賞。年間最優秀選手賞の受賞は、日本人では初の快挙となった。11月9日に最強打者の称号「ハンク・アーロン賞」は逃したが、全米記者協会(BBWAA)の投票で選出されるリーグ最優秀選手(MVP)では、最有力候補としてみられている。表彰ラッシュに今後も目が離せない。
○…オールMLBチームの先発投手部門ではエンゼルス大谷ら22人が候補入りした。大谷以外では今季15勝4敗でサイ・ヤング賞3度を誇る右腕シャーザー(ドジャースFA)、今季メジャー唯一の20勝を挙げた左腕ウリアス(ドジャース)、両リーグトップの防御率2・43を記録した右腕バーンズ(ブルワーズ)らが候補に。ア・リーグからも最多16勝の右腕コール(ヤンキース)や防御率と奪三振の2冠に輝いた左腕レイ(ブルージェイズ)らが名を連ねた。



