元ロイヤルズで2015年にはワールドシリーズ(WS)制覇に貢献したクリスチャン・コローン内野手が現役引退を決断したようだ。米球界情報サイトMLBTR(トレードルーモア)が伝えた。

コローンは2010年にドラフト1巡目(全体4位)で指名されロイヤルズに入団。メジャーデビューを果たした14年は21試合で打率3割3分3厘をマークした。15年には3勝1敗で迎えたWS第5戦で、2-2の延長12回に殊勲の勝ち越し適時打。7-2の勝利に貢献し、チームに1985年以来となる2度目の世界一をもたらした。

17年途中にロイヤルズを退団してからは、マーリンズ、レッズでプレーするも振るわず、今季は大半をブルージェイズ傘下3Aで過ごした。記事によると、引退後はコーチとして野球に関わることを希望しており、いつかメジャー球団の監督を務めることが目標だという。