今季パドレス傘下でプレーしFAとなっていた加藤豪将内野手(27)が、ブルージェイズとマイナー契約した。マイナーリーグのトランザクションページで、22日までに公示された。同球団傘下2Aニューハンプシャーに配属されている。

ツイッターに「ご心配の声ありがとうございます。悩んだ末Blue Jaysにお世話になることを決めました。自分の特徴とチームのニーズが一致しているとのことで、メジャー初昇格をここで目指します。AAのロスターに入っており、心配をかけてしまってすみません。MLBのロックアウトが終わるまでは混乱が続くと思います。」とコメントをアップした。

米カリフォルニア州で生まれ育った加藤はサンディエゴのランチョバーナード高校から、2013年ドラフトで1巡目のアーロン・ジャッジ外野手(29)の次の2巡目でヤンキースから指名されプロ入り。ヤンキース傘下で19年まで7年プレーし3Aまで昇格したが、メジャーへの昇格は果たせなかった。

その後、マイナーリーグFAとなり、コロナ禍でマイナーリーグが中止となった20年はマーリンズ傘下に所属。今季はパドレスとマイナー契約で3Aエルパソでプレーし、114試合で打率3割6厘、8本塁打、42打点、8盗塁だった。