エンゼルス前監督のブラッド・オースマス氏(52)が、アスレチックスのベンチコーチに就任する見込みとなった。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が7日、伝えた。同球団はマーク・コッツェイ新監督(46)の就任でコーチ陣の新体制作りを進めており、指揮官として経験豊富なオースマス氏を参謀役として迎えることになった。

現役時代に捕手として18年間活躍したオースマス氏は、2014年から4年間、タイガースで指揮を執り、大谷翔平投手(27)のメジャー2年目だった19年に、名将マイク・ソーシア監督(63)の後を継ぎエンゼルス監督に就任。だが大谷がトミー・ジョン手術を受け二刀流ができなかったことなどもあり、シーズン72勝90敗と2000年以降で球団ワーストの成績となり、1年で解任となった。

それでも実績を買われてその後も複数の球団の監督候補として名が挙がり、今オフはメッツの新監督候補にも挙がっていた。