MLBでは15日(日本時間16日)から海外のプロスペクトとの契約期間がスタートした。

本年度の契約可能期間は12月15日までだが、各球団は年度ごとに使用できる金額が決まっており、選手とは契約期間の開始前に水面下で契約合意している場合がほとんどのため、通常はここ数日間で大半の契約が決まる。

米メディアではすでに多くの契約が報じられており、ヤンキースはMLB公式サイトの海外プロスペクトランキング1位のロデリック・アリアス内野手(17)と契約金400万ドル(約4億4000万円)で合意。ドミニカ共和国出身のアリアスは両打ちの遊撃手で、走攻守のバランスに優れている。同ランキング2位でキューバ出身のクリスチャン・バケーロ内野手(17)は、本年度の海外プロスペクトでは最高額とみられる490万ドル(約5億3900万円)でナショナルズと合意。元ソフトバンクで同ランキング5位のオスカー・コラス外野手(23)はホワイトソックスと270万ドル(約2億9700万円)で合意し、週明けにも正式発表される見通しだ。