完全試合を達成した次の試合でも8回をパーフェクトに抑えたロッテ佐々木朗希投手(20)に対し、米国内報道の熱視線が止まらない。

スポーツ・イラストレーテッド電子版は「NPBでパーフェクトイニングを続ける天才投手、佐々木朗希」と題した記事を掲載した。

「完全試合の後に、同じぐらいのパフォーマンスをするのは非常に難しいことだが、ササキはほとんどそれをやってのけた」と試合内容を表現した。

さらに52人連続でアウトを記録していることから、メジャーリーグの似た記録を例示した。ホワイトソックスのマーク・ビューラー投手が2009年に完全試合を達成した後、5回3分の2まで完全投球し「2試合連続完全試合に最も近づいたMLB投手」とした。この時の45打者連続アウトは、ユスメイロ・ペティット(ジャイアンツ)が先発と救援で8試合にまたがって、46打者連続で更新したという。

MLBでも2試合連続の完全試合は過去になく、2試合連続のノーヒットノーランは1938年のジョニー・バンダーミーア投手(レッズ)が唯一、記録している。