米ヤフースポーツが19日(日本時間20日)、MLBページのトップでロッテ佐々木朗希投手(20)の大特集を掲載した。「ロウキ・ササキとは何者? 2試合連続完全試合をもう少しで達成するところだった20歳の投手を大解剖」のテーマで、佐々木朗を詳細に特集。高校時代からプロ入り後の今日までの経歴や、10日に達成した完全試合、持ち球分析、メジャー移籍の時期予想などについて論じた。

メジャーで過去に23度の完全試合が達成されているが、そのいずれでも15奪三振以上は記録されていない。またメジャーでは10者連続奪三振が最長記録でトム・シーバー(メッツ)によって最初に記録され、ブルワーズの右腕バーンズとフィリーズの右腕ノラが昨季それに並んでいるが、佐々木朗の13者連続奪三振には届かないとし、そのすごさを指摘した。

持ち球に関しては、佐々木朗は今季の速球の平均球速が98・9マイル(約159キロ)だとし、これは昨季のメッツ右腕デグロムを除きすべてのメジャー先発投手を上回っていると指摘。もう1つの武器として高速スプリッターを挙げ、MLBのスカウトが「彼は世界一の投手になり得る。スプリッターはショウヘイ・オオタニ並みに良い」と話していることを紹介した。