タイガースのミゲル・カブレラ一塁手(39)が23日(日本時間24日)、メジャー史上33人目となる通算3000安打を達成した。

本拠地コメリカパークでのロッキーズ戦の1回1死一塁、先発右腕センザテーラから右前打を放ち、大台に到達した。打った瞬間、右手を掲げたカブレラは、同僚だけでなく、ロッキーズの選手、家族から祝福され、試合は一時中断した。

マーリンズ時代の03年、20歳の若さでメジャーに昇格したカブレラは、デビュー戦でサヨナラ本塁打を放ったほか、同年のワールドシリーズ制覇に貢献。主軸として定着した。

07年オフ、トレードでタイガースへ移籍。12年にはメジャーで45年ぶりとなる3冠王を獲得した。同年、13年と2年連続でリーグMVPに選出された。

21年には史上28人目、ベネズエラ出身選手としては初の通算500本塁打に到達した。