連敗ストップへ、エンゼルス大谷翔平投手(27)が9日(日本時間10日)のレッドソックス戦先発に臨む。前日はブルペン入りで25球、投球フォームや球種の精度を確認。今季10度目の登板へ最終調整を行った。「1番DH」で出場した8日のレ軍戦は4打数1安打。5試合連続安打を放ったが、チームは今季6度目の完封負けで球団ワーストを更新する14連敗を喫した。
前日の試合前にはジョー・マドン監督が解任され、新体制となったが、2連敗で流れが変えられない。この日はチーム全体で登場曲をチェンジ。カナダ出身のバンド「ニッケルバック」の曲で各選手が打席に入った。変化を加えて臨んだ試合で投手陣は1失点と踏ん張ったが、打線がつながらなかった。また、チームリーダーのトラウトは左股関節の張りで欠場。ネビン監督代行は試合後、ため息をつきながらも「ピッチングは素晴らしかった。皆が今、本当に勝ちたいと思っている」とコメントし、選手の懸命な姿勢を強調した。
一方のレッドソックスは7連勝中。両軍に明暗が分かれている状況で、先発する大谷に期待がかかる。ネビン監督代行は試合前、「彼がフィールド上でやっていること、毎日のルーティンも春のキャンプから見てきたが、非常に印象的だ」と称賛した。これまで通り二刀流の活躍が期待されるが、現状は投打ともに本調子とは言えない。試練が続く中、チームの命運をかけたマウンドに上がる。(アナハイム=斎藤庸裕)



