エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番投手兼DH」で出場し、7回4安打1失点、2四球6奪三振で4勝目(4敗)を挙げた。球数はちょうど100球で、ストライク62球。今季防御率3.64とした。打席では5回に逆転12号2ラン、7回に右前打を放って4打数2安打2打点。チームの連敗を14で止めた。

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▼大谷が登板試合で本塁打を放ったのは日米通算5度目。日本ハム時代は16年7月3日ソフトバンク戦で投手史上初の先頭打者本塁打。エンゼルスでは21年4月4日ホワイトソックス戦、同8月18日タイガース戦、同9月10日アストロズ戦で打っている。勝利投手&1発はソフトバンク戦とタイガース戦に次いで日米3度目。勝利打点となるVアーチを放って勝利投手はソフトバンク戦(先制本塁打)以来で、大リーグ移籍後は初めてだ。

▼大谷の活躍でチームは14連敗でストップ。大谷が勝利投手で主な連敗ストッパーになったのは、これまで5連敗が最長だった(日本で15年、大リーグでは18年に各1度)。