エンゼルス大谷翔平投手(27)が投打のリアル二刀流で活躍した試合から一夜明け、スタメンを外れた。12日(日本時間13日)のメッツ戦以来、4試合ぶりのベンチスタートとなる。試合前にマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏にあいさつした。

前日16日のマリナーズ戦では「3番投手兼DH」で出場し、投げては6回を3安打無失点、6三振2四球で今季5勝目(4敗)を挙げ、攻撃では4打数2安打で今季18度目のマルチ安打。連続安打を11試合まで伸ばし、打率を2割6分3厘まで上げた。

相手先発は左腕ロビー・レイ(30)。ブルージェイズに所属した昨季にア・リーグ最優秀防御率とサイ・ヤング賞に輝き、今季は5年総額1億1500万ドル(約150億円)の大型契約で移籍したが、ここまで13試合で5勝6敗、防御率4・52と苦戦している。エンゼルス戦は過去に1試合しか登板したことがなく、しかもダイヤモンドバックス時代の2015年6月に対戦して以来、7年ぶりの対戦となる。