上原浩治氏が26日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に米国からリモート出演。エンゼルス大谷翔平投手についてコメントした。

大谷は今週、2本塁打を放って自身最多の1試合8打点の活躍を見せた翌日、投手で登板。8回を無失点に抑えこれまたキャリアハイの13三振を奪ってみせた。

上原氏は「すごいんですけど、なんですよ」と言って語り始めた。

「ダルビッシュ選手(パドレス)、菊池選手(ブルージェイズ)、沢村選手(レッドソックス)が所属しているチームは、プレーオフに行ける状態なんですね。でもエンゼルスはちょっと苦しいんですよ。大谷選手でしか勝てないような感じ。だからこそ、トレードの話がけっこう出てるんですよね。トレードのイメージってちょっとマイナスな感じがあるじゃないですか。でも、僕もそうなんですけど、2011年にトレードされているんですけども、最下位のチーム(オリオールズ)から首位チーム(レンジャーズ)にトレードされたんですよ。弱いチームにいて、強いチームが欲しいって言ってくれるんでマイナスじゃないんですよ。すごくプラス。やりがいがあるんですよ。今はそこをモチベーションに持っていくこともありなのかなあと思いますよ。(エンゼルスは大谷が)8打点を挙げている試合、負けているんですよ」。

前日の時点でエンゼルスはア・リーグ西地区の3位。首位アストロズに11・5ゲーム差をつけられている。