エンゼルス大谷翔平投手(27)がメジャー通算500試合目の節目で先制アーチを放ったが、チームは逆転負けで完敗した。この日は3打数1安打1失点、打率は2割6分8厘となった。チームは大谷を除く先発全員で16三振を喫した。

大谷は「3番DH」で出場し、第1打席で先制の18号ソロを右翼席に運んだ。1回2死走者なし、フルカウントからの6球目、81・2マイル(約130・7キロ)の内角スライダーを捉え、高々と放物線を描いた。飛距離394フィート(約120メートル)、打球速度105・7マイル(約170キロ)、打球角度は36度だった。

1-8と逆転を許した4回の第2打席は1死走者なし、カウント2-2から直球を打ち、三塁ゴロに倒れた。

同じく7点差を追う7回の第3打席は1死走者なし、2ストライクからの93・7マイル(約151キロ)直球にやや差し込まれ、2ゴロに終わった。

エンゼルスは大谷のソロ本塁打以降、19人連続で打ち取られるなど、出した走者は2安打と1四球の計3人のみだった。

アストロズ先発のハビエルは7回1安打1失点で14奪三振、2試合連続で自己最多Kを更新する好投だった。