エンゼルス大谷翔平投手(28)が、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「シーズン2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の達成へ、後半戦最初の先発マウンドに上がる。

相手は昨年のワールドシリーズ王者のブレーブスで、メジャー5年目で初対戦となる。敵将のスニトカー監督はオールスターでナ・リーグを指揮し、一方の大谷はア・リーグの「1番DH」として打者専念で出場した。投打で対戦する後半戦の初戦に向け、同監督は「体のすごく大きな選手だった。今日は彼が投げて、打つのを見るのが楽しみだ。めったにいない、特別な選手」とたたえていた。

大谷は今季、シーズン前半までに投手で9勝4敗、防御率2・38の結果を残し、打者では打率2割5分8厘、19本塁打、56打点、10盗塁と活躍。ベーブ・ルースの偉業へ、あと1勝とリーチをかけている。