カブス鈴木誠也外野手(27)とパイレーツ筒香嘉智外野手(30)が5月18日以来、2カ月ぶりの顔合わせとなり、両者ともに4打数無安打に終わった。鈴木は「3番右翼」で本拠地戦に出場。同点で迎えた8回、遊ゴロ失策で出塁すると、次打者の3球目にスタート。「刺されるようなけん制じゃないと思っていたので、リードを広く取っていた」と高速の二塁ゴロでも二塁封殺を免れた。この後、2死からの二塁打で決勝のホームを踏んだ。チームは球宴を挟み、今季初の5連勝を飾った。

筒香は「6番DH」で出場した。見逃し三振、遊ゴロ、右飛、三ゴロで3試合ぶりの無安打に終わったが「腰が痛くない時の感覚は良くなってきた。早く結果と一致させたい」と復調気配。試合前には鈴木と談笑し「日本選手が相手チームにいて、対戦できるのはいいこと」と話した。