メッツが、レッズから昨季19本塁打を放ったタイラー・ネークイン外野手(31)と救援左腕フィリップ・ディール(28)をトレードで獲得した。28日(日本時間29日)、両球団が発表した。トレード期限を5日後に控え、ワールドシリーズ制覇を目指すメッツが動いた。レッズにはマイナー投手1人とマイナー野手1人が移る。

今オフにFAとなるネークインは16年にインディアンス(現ガーディアンズ)でデビュー。1年目に打率.296、14本塁打を記録して新人王投票3位に入った。21年にレッズに移籍し秋山(現広島)らとプレー。今季は56試合で打率.246、7本塁打、33打点、OPS.749。球団公式サイトによれば週に2、3度外野で起用される見込みで、その結果マクニールが二塁を守る機会が増えるという。ディールは19年にロッキーズでデビューし、メジャー通算21試合で防御率9.47。