トレード期限を5日後に控えエンゼルス大谷翔平投手(28)の移籍が米メディアで議論される中、米紙ニューヨーク・ポスト電子版は28日(日本時間29日)、大谷がトレードされる可能性は「極めて低い」とした上で、少なくともチームは他球団のオファーに耳を傾けていると報じた。また、同紙のジョン・ヘイマン記者は、エンゼルスが大谷の見返りとして「トッププロスペクト4人」を要求しているとも伝えた。

大谷は今年がメジャー5年目で、来季終了後にFAとなる。エンゼルスは現在地区4位と低迷し、プレーオフ進出は絶望的。トレード期限の8月2日(同8月3日)までには売り手に回るとみられている。

同紙は大谷がトレードに出される可能性について分析した特集記事を掲載し「複数のチームが大谷のトレードの問い合わせをしている。トレードされる可能性は極めて低いが、エンゼルスは初めて他球団のオファーに耳を傾けている」と、チームの対応が軟化したと指摘。その一方で「大谷をトレードする場合は見返りが大きく、オーナーの承認も必要なため残り5日間でのトレードは困難」と伝えた。ヘイマン記者は、エンゼルスが大谷の見返りに「トッププロスペクト4人を要求している」と他球団の関係者の話として伝え、さらにモレノ・オーナーの承認を得ることが極めて難しいことを誰もが理解しているとツイートした。

同紙は大谷を獲得する可能性があるチームについて、ナショナルズのソトに言及し「ソトの獲得に動いているチームが大谷のトレードに関わっていると考えるのが合理的。ソトにはパドレス、レンジャーズ、カージナルス、マーリンズなどが関わっているとされているが、どのチームが大谷のトレードを打診しいているかは分からない」とした。米CBSスポーツは「エンゼルスはソトの見返り以上のものを大谷から得ることを期待して、ソトのトレードが成立するまで待つ可能性がある。ソトは大谷より若いが、大谷は選手2人分の価値がある」と分析している。

なお、エンゼルスで放出される可能性が高い選手としては先発右腕シンダーガード、守護神イグレシアス、中継ぎのテペラとループが挙がっている。