ロイヤルズは、ルーキーのMJ・メレンデス捕手が自己最多の6打点を挙げるなどの活躍を見せ、レッドソックスとの4連戦では2013年以来の勝ち越しを決めた。

メレンデスは3回、1-0で迎えた打席で適時打を放って追加点をもたらすと、5回に13号3ラン。7回に犠飛でさらに加点し、マイケル・マッシー二塁手の2点適時打などで11-3として迎えた8回の打席でも犠飛を放って突き放しに貢献した。

5月3日にメジャーデビューしたメレンデスは前日に続いての本塁打。2戦連続弾はこれが4回目で、ルーキーとしては5位の本塁打数を誇る。そんな同選手は「とにかくリラックスすることが自信につながる。自分にそう言い聞かせることが間違いなく役に立っている。そうすると、考えすぎずに済むんだ」と、好調の“秘訣”を語った。

この日はルーキーのメレンデス、マッシー、ボビー・ウィット遊撃手、2年目のカイル・イスベル左翼手の4選手で合計12打点を記録。若手の活躍が目覚ましいロイヤルズは、ホーム開催の直近5シリーズで4回勝ち越しを決めている。メレンデスは「みんながうまく噛み合っているというのが、大きいと思う。しばらく一緒にプレーしてきた選手が多いし、当然、それが僕らの化学反応を助けることになっていく」と話していた。(AP)