ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が、1試合4四球をもらいア・リーグ最多本塁打に並ぶ今季61号は7試合連続でお預けとなったが、チームは95勝59敗で3年ぶりの地区優勝を決めた。

ブルージェイズ戦に「1番中堅」で先発し、1回の第1打席はフルカウントから三直だったが、3、5、6、8回の打席で連続四球。敬遠こそなかったものの、徹底して勝負を避けられ、7試合連続で本塁打が出なかった。1試合4四球はメジャーで自身2度目。今季は9試合連続で本塁打がなかったのが自己最長で、7試合連続なしは、2番目に長い。

打率は3割1分4厘で、首位打者争いでリーグトップを守っている。

チームは、3番トーレスが3回と5回に適時打を放ち、ジャッジが2得点を入れるなど打線がつながった。先発右腕タイヨンも8回途中まで2失点と好投し、快勝した。

ブーン監督は「ジャッジは4度の四球で出塁し貢献してくれた。素晴らしい打席を続けてくれている」と称賛した。