エンゼルス大谷翔平投手(28)が弾丸ライナーの適時打を放ち、日米通じて自己最長となる18試合連続安打をマークした。

2点リードで迎えた5回1死一塁の第3打席。右腕マルティネスのツーシームを捉え、右中間を破った。打球速度117・2マイル(約189キロ)の弾丸ライナーで適時二塁打とし、貴重な追加点を奪った。18試合連続安打は日本ハム時代の16年シーズンを上回る自己最長。一方で、自己ワーストを更新する82打席連続ノーアーチとなった。

第1打席は1回1死一塁、カウント1-2から4球目の内角スライダーにバットが止まらず、スイングの判定で三振となった。同時に一塁走者のソトが二盗を試み、タッチアウト。併殺となってチャンスを広げられなかった。

4回先頭で迎えた第2打席はカウント1-2から高めのツーシームにバットが空を切った。2打席連続三振を喫したが、第3打席できっちり対応した。

第4打席は3番手の左腕ケーニックと対戦し、3球三振を喫した。第5打席は延長10回1死二塁から、敬遠で歩かされた。

この日は4打数1安打1打点。95打点で100打点まで残り2試合で5打点となった。チームは救援陣が踏ん張れず、9回に2点差を追いつかれて延長戦に突入。10回、1死三塁から代打ケンプにサヨナラ打を浴び、連勝は7で止まった。