今年のゴールドグラブ賞が1日(日本時間2日)に発表され、ナ・リーグの三塁手部門で候補入りしていたカージナルスのノーラン・アレナド内野手(31)が10年連続の選出を果たした。メジャー1年目から10年連続はマリナーズのイチロー(01~10年)に並び最長タイ。デビューに限らず10年連続は、内野手ではブルックス・ロビンソン(16年)、オジー・スミス(13年)、キース・ヘルナンデス(11年)に次いで史上4人目となった。
初受賞は、一塁手で選出されたブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手ら歴代最多の14人となった。ア・リーグでは、新設されたユーティリティー部門で選ばれたヤンキースのDJ・ラメーヒュー以外は全て初選出だった。
ナ・リーグはドジャースのムーキー・ベッツ外野手が6度目、ブレーブスのマックス・フリード投手が3度目、フィリーズのJT・リアルミュート捕手、パドレスのトレント・グリシャム外野手がそれぞれ2度目の選出を果たした。
同賞は全30球団の監督と各球団最大6人のコーチによる投票と、セイバーメトリクスの守備指標によって受賞者を決定する。全受賞者は以下の通り。
<ア・リーグ>
捕手
ホセ・トレビノ(ヤンキース)
一塁手
ウラジーミル・ゲレロ(ブルージェイズ)
二塁手
アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)
三塁手
ラモン・ウリアス(オリオールズ)
遊撃手
ジェレミー・ペーニャ(アストロズ)
左翼手
スティーブン・クワン(ガーディアンズ)
中堅手
マイルズ・ストロー(ガーディアンズ)
右翼手
カイル・タッカー(アストロズ)
投手
シェーン・ビーバー(ガーディアンズ)
ユーティリティー
DJ・ラメーヒュー(ヤンキース)
<ナ・リーグ>
捕手
JT・リアルミュート(フィリーズ)
一塁手
クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス)
二塁手
ブレンダン・ロジャーズ(ロッキーズ)
三塁手
ノーラン・アレナド(カージナルス)
遊撃手
ダンスビー・スワンソン(ブレーブス)
左翼手
イアン・ハップ(カブス)
中堅手
トレント・グリシャム(パドレス)
右翼手
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
投手
マックス・フリード(ブレーブス)
ユーティリティー
ブレンダン・ドノバン(カージナルス)