昨季本塁打王に輝いたブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(23)が、同地区ライバルのヤンキースに強烈パンチを浴びせた。5日付のニューヨーク・ポスト電子版などによると、スペイン語メディアのインタビューで「ニューヨークでプレーするのは好き。ヤンキースをやっつけるのが好きということだけどね。ヤンキースと契約することは絶対にないね。死んでもない」と話したという。同時にブルージェイズについては「このチームでプレーしていて、本当にハッピーだよ。今オフに、何とかできればと願っている」と長期契約延長の可能性に言及した。

2019年にデビューしたゲレロは、3年目の昨季はエンゼルス大谷翔平投手(28)らと本塁打王争いをし、メジャー最多タイの48本塁打をマーク。今季は32本塁打と数字を落としたが、2年連続で球宴に選出され、一塁手として初のゴールドグラブ賞に輝いた。ヤンキース戦ではここまで通算65試合で打率2割8分9厘、13本塁打、41打点と活躍し「ヤンキースキラー」とも呼ばれている。

同紙は「お金が気持ちを変えることはあり得る」とし「彼がFAになったとき、多くの球団が獲得に動くだろう」と伝えている。