パイレーツが25日、マリナーズからFAとなっているカルロス・サンタナ内野手(36)と1年670万ドル(約9億3800万円)で契約に基本合意したと、ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えた。身体検査で問題がなければ、正式に契約となる見込みだという。

サンタナはメジャー13年目の今季、開幕をロイヤルズでスタートし、トレード期限前にマリナーズに移籍。2球団で131試合に出場し、打率2割2厘、19本塁打、60打点だった。メジャー通算では打率2割4分2厘、278本塁打、925打点をマークし、2019年に球宴に選出され、シルバースラッガー賞を受賞。17年にはディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの一塁手部門に選出されており、守備に定評がある。

同記者によると、パイレーツは5年連続で総年俸が25位以下だが、今オフはFA市場やトレードでさらに補強を行う見込みだという。