メッツからフリーエージェント(FA)となったジェイコブ・デグロム投手にはこれまで、再契約を目指すメッツのほか、ヤンキースとレンジャーズが接触したと報じられているが、このたび同投手にコンタクトを取った「4番目の球団」が明らかになったという。ニューヨークのスポーツ専門テレビ局SNYのアンディ・マルティノ記者が伝えている。

マルティノ記者は複数のリーグ情報筋の話として、レイズがデグロム側に接触したとコメント。ほかにも複数の球団が接触しているようだが、レイズについて「驚きの4番目」と述べた。

ただ同記者は、レイズが高額のオファーを提示してデグロム獲得競争で優位に立つチャンスは「事実上ゼロに等しい」とし、その理由に「現時点でメッツ以上にデグロムに好条件のオファーを提示している球団がいないこと」を挙げた。

それでも「FA選手にとって、金銭以外に優先事項がないことを確認するために、まずは接触するのがレイズのポリシー」だとし、同球団は望み薄ながらもとりあえずは“方針”に従ってデグロムにコンタクトを取ったとの見解を示した。