タイガースは11日、打者に不利な球場として知られる本拠地コメリカパークの外野を改修すると発表した。

主な変更点は、外野が広い同球場のシンボルでもあった中堅フェンスまでの距離を約128・6メートルから約3メートル縮めること、右中間フェンスのスコアボードがある部分の高さを約4メートルから約2・1メートルに下げること、それに伴って右中間から右翼の低い部分のフェンスの高さも約2・6メートルから約2・1メートルに下げて合わせること。

スコット・ハリス編成本部長は、外野の改善は長年の課題だったとの声明を発表。「コメリカパーク独自の特徴と、プレーの特質を維持しながら、最も打者に厳しかった条件を改善するという目標を達成する改修だと確信している」と表明した。

コメリカパークはスタットキャストが打球距離の計測を始めた2015年以降、125メートル以上の打球のアウトが全球場で最多(55)だった。