阪神からアスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手(28)が17日(日本時間18日)に入団会見を行い、米メディアからも好評で“つかみ”は上々だった。

会見では最初に英語でスピーチを行い、AP通信は「美しい英語を話した」と評価。「低予算のアスレチックスにとって、日本の注目選手を獲得するのは大きなこと」と期待感を込めて伝えた。

ベイエリアのスポーツラジオ局「ザ・ゲーム」の電子版は「日本の多くのファンが今季、グリーンとゴールド(アスレチックス)に目を向けるかもしれない」とし、藤浪とエンゼルス大谷翔平投手(28)のライバル関係などを紹介。「オオタニとフジナミは対戦する機会がたくさんある。アスレチックスは開幕シリーズも含めエンゼルスと今季13試合対戦する」とした。

MLB公式サイトのエイドリアン・ギャロ記者はツイッターで、アスレチックスの先発ローテに身長201センチの左腕A・J・パク投手(27)がおり、これに198センチの藤浪が加わることを指摘。「今季のアスレチックスの2本柱としてこの2人が高くそびえ立つとしたら、見るのが楽しいだろう」と投稿した。