元ホワイトソックスの左腕で通算124勝を挙げたゲーリー・ピーターズ氏が、85歳で死去した。26日、同球団が発表した。

ピーターズ氏は59年にデビューし、新人資格が残っていた63年に19勝8敗、防御率2・33を記録して新人王と最優秀防御率のタイトルを獲得。翌年にはリーグ最多タイの20勝を挙げ、オールスターに初選出。66年に再び最優秀防御率、67年に2度目のオールスター選出を果たした。

70年にレッドソックスに移籍し、72年シーズンを最後に引退。メジャー通算359試合で124勝103敗、防御率3・25。ホワイトソックスでの通算1098奪三振は球団史上8位。打撃でも通算打率2割2分2厘、19本塁打、103打点を記録している。