パドレスがダルビッシュ有投手(36)と6年総額1億800万ドル(約140億円)の契約を結んだ裏事情を16日付のジ・アスレチックが伝えた。
30代後半の投手が6年という長期契約を結ぶのは異例。しかも収益力がトップレベルとはいえないパドレスが今オフにボガーツ内野手獲得など次々に補強を行った末のダルビッシュとの長期延長契約だったため、球界からは注目を集めた。
記事によると、球団はダルビッシュと最初、来季から2年総額6000万ドル(約78億円)で話し合いをしていたという。しかしそこからさまざまなことを検討して話し合いを続け、最終的に今季から6年総額1億800万ドルで決着した。ダルビッシュ側が最初求めていた総額よりも3000万ドル(約39億円)以上上乗せし、球団としても年平均額を抑えたことで、チームの総年俸を4段階に分かれているぜいたく税上限額の3番目の額に当たる2億7300万ドル(約355億円)を超えない額に収めることができた。
しかしMLBは、無理なぜいたく税回避を目的とした契約は認めないケースがある。
さて、42歳までの6年契約となったダルビッシュのケースはどうだろう。過去にはマリアノ・リベラ投手(元ヤンキース)が43歳、ロジャー・クレメンス投手(同)が45歳、ジェイミー・モイヤー投手(元マリナーズ)が49歳までプレーするなど、40代まで活躍した投手の前例がある。MLBは、ダルビッシュもそうしたレジェンドと同じように活躍し続けるのは無理なことではないと、契約に待ったをかけることはなかったという。



