ESPN電子版は20日、エンゼルス大谷翔平投手(28)の去就について「代理人のネズ・バレロ氏は、オオタニが恐らくFA市場に出るだろうというヒントを出した」と伝える記事を掲載した。

投打二刀流で成功しているスター選手の去就を巡っては大きな注目を浴び、米メディアではすでに報道合戦が起こっている。同記事も「この2年間、投打でエリート級の結果を出し、今季もそれを継続すればFAとして総額で約5億ドル(約650億円)の契約を得る可能性がある」とし「メッツやドジャースが最も積極的に獲得に動くとみられている」と指摘した。

バレロ氏は、エンゼルスとの契約延長交渉の状況についてはコメントを避けたが「ショウヘイは今シーズンを最後までプレーし、FA市場に出てどうなるかを見極める権利を持っている」と発言。同記事は、この発言がヒントだと指摘した。

NBCスポーツ・ベイエリア電子版も「バレロ氏の発言で、オオタニが今季後にFA市場に出る可能性が高いことが示された」とし「もし彼が市場に出れば、ジャイアンツも獲得に動くだろう」と伝えた。