3月に開幕の迫ったWBCに向けてメキシコ代表に選出されていたブルージェイズの若手捕手、アレハンドロ・カークが大会参加を辞退することになった。MLB公式サイトが伝えている。

カークは昨季14本塁打を放ってオールスターとシルバースラッガー賞に初選出され、メキシコ代表の先発捕手としてWBCでの活躍が期待されていた。だが、パートナーのソフィアさんが出産を控えていることから、ブルージェイズの春季キャンプに参加していなかった。

球団側はカークの春季キャンプ合流が可能となる時期を想定して複数のプランを練っていたが、時間がたつにつれ、WBC参戦が徐々に厳しくなっていった。現在は、ブルージェイズの春季キャンプ参加に目標を切り替えているという。

ジョン・シュナイダー監督は「明確にいつというわけではないが、来週のどこかの時点でカーキー(アレハンドロ)が戻ってくるのではないかと考えている。お子さんが生まれ、母子ともに健康であることが確認され次第、合流となるだろう」と話した。