メジャー1年目を迎えるアスレチックス藤浪晋太郎投手(28)が、エンゼルスとのオープン戦に初先発し、2回1安打無失点3四球3奪三振と上々のデビューを飾った。 最速は、米国では初の投げ合いとなったエンゼルス大谷翔平投手(28)と同じ98マイル(約158キロ)をマーク。環境の違いを感じさせない、潜在能力の高さを披露した。 藤浪の一問一答は以下の通り。

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-初登板の感触

「まあまあですかね。2イニング目はちょっと欲が出て、ちょっと荒れたんですけど、途中から何とか修正できた。しっかり反省して次に生かしたい。全体的に良かったかなと思います」

-立ち上がりは

「立ち上がりがすごく落ち着いていけて良かった分、2イニング目はちょっと、もっともっと良くしてやろうと欲が出た。その辺りを反省しないといけないですけど、すんなり入れたんじゃないかと思います」

-朝からのルーティン

「基本一緒です。日本の時と違うのはプライムボールをやっているぐらいですかね。それ以外は基本的に日本の時と同じルーティンです」

-投手強襲安打は大丈夫か

「そんなに痛くなかった。特に心配もしなかったですし、全然いけるかなというところで、トレーナーも呼ばずにそのまま投げました」

-カットボールの修正

「悪くなかったですね。ちょっと考え方というか、使い方を変えまして、その辺りは良かったんじゃないかと思います」

-各球種の出来

「スプリットは良かったですね。大きなスライダーが抜けたりはあったので、もうちょっとイメージとか使い方、投げ方を修正できたらなと思います」

-大谷と投げ合った

「オープン戦ですから。スプリングトレーニングのゲームなので。これが本当のシーズンの試合だったら話は変わってくるんですけど、別に。でも、その中で楽しみにしてくださっている方もたくさんいらっしゃると思ったので、いいものを見せられればいいかなと、個人的には思っていました」

-大谷の印象

「まあ調整なんで何とも言えないですけど、変化球が多いかなとは思いましたね。調整なのかなと思って見ていました」

-審判の判定

「ちょっと荒れて修正しなきゃと力んでちょっと開き気味というか、良くない傾向だったので修正したいなと思って。審判のストライクゾーンは気にならなかったですね。高めとか取ってくれるなと。そこをうまく使いながら投げられたらいいなと思いながら投げていました」

-肌で感じたものは

「すごいイメージと違うなというよりも、全体的にしっかり振ってくるなと。当てにくるとかカットしてやろうとか、そういうスタイルではない。そうあらためて感じましたし、イメージ通りかなと思いました」

-大谷とあいさつ

「あいさつしただけなので」