WBCの侍ジャパンに日系選手として初めて選出されたカージナルスのヌートバー外野手が、キャンプ地の米フロリダ州ジュピターで取材に応じ、次回WBCでの侍ジャパン入りについて「もちろんだ」と出場する意向を示した。代表チームを離れる際、エンゼルス大谷から時計を贈られたことを明かし「もし26年に戻ってこなかったり、他のチームで出場したりしたら返さなくてはいけないんだ。握手して約束したようなものだね」と話した。

WBCでは「1番中堅」で活躍し、全力プレーと表情豊かなリアクションで日本中のファンの心をつかんだ。金メダルは母久美子さんに渡したそうで「母も有名になり、少し変な感じ。彼女がいなければ達成できなかった」と感謝した。

ヌートバーはこの日、決勝戦から中1日でオープン戦に復帰。ヤンキース戦に「7番左翼」で出場し、1打数無安打だったが四球で出塁して得点を挙げた。