レッドソックス吉田正尚外野手(29)がブレーブス戦に「4番左翼」で出場し、第1打席でオープン戦初本塁打となる2ランを放って1打数1安打、2打点だった。2試合連続安打で、オープン戦成績は6試合で打率2割3分1厘、1本塁打、2打点となった。

吉田は1-0の初回2死三塁の第1打席で通算116勝の右腕モートンと対戦。1ボールから速球を捉え、センター右へ逆転弾を運んだ。3回の第2打席は再びモートン相手に四球を選び、代走を送られた。

コーラ監督は試合後、吉田の1発について「速球を捉えていた。(モートンは)球種が豊富で最もタフな投手の1人だが、その投手を攻略した。四球も良かった。彼は打席で何をすべきかを理解している。今シーズンの彼のパフォーマンスを見るのが楽しみ」と称賛。さらに「大会やここでのプレーで気づいたのは、得点圏に走者がいるときに彼は自分が何をしたいのかわかっているということ。フライを打ったり、逆方向へ打ったりして点につなげてくれる。素晴らしいよ」と話した。