米大リーグ開幕まで残り1日となった29日、米メディアが今季の各個人賞を予想し、ア・リーグMVPはエンゼルス大谷翔平投手(28)が断然の1番人気となった。

米CBSは、6人の記者のうち5人が大谷に投票した。残る1人はラミレス(ガーディアンズ)に投票した。「今年エンゼルスが低迷を脱するとしたら、間違いなく大谷のフルシーズンの活躍があるだろう」と評した。

MLB公式ホームページは、87人の関係者から11選手に投票があり、大谷が圧倒的人気を集めたという。「アーロン・ジャッジの歴史的シーズンがなければ、今年は3連覇のチャンスもあった。過去2シーズンでエリート打者とエース投手の生産性を兼ね備え、信じられないほど。まだピークを見ていない可能性もある」と言及。他にラミレス(ガーディアンズ)トラウト(エンゼルス)ロドリゲス(マリナーズ)らに投票された。

同ホームページでは、ア・リーグの新人王候補筆頭にヘンダーソン(オリオールズ)を挙げたが、レッドソックス吉田正尚外野手(29)らの存在があるため「拮抗(きっこう)するはず」とした。ナ・リーグの新人王候補はキャロル(ダイヤモンドバックス)を筆頭にしながらも、メッツ千賀滉大投手(30)にも投票があった。