エンゼルス大谷翔平投手(28)が昨季から続く連続出塁を35試合とし、自己最長を更新した。14日(日本時間15日)のレッドソックス戦に「3番DH」で出場。守備の乱れもあって逆転負けしたが、大谷は1回2死の第1打席で四球を選び、5番レンフローの適時二塁打で生還。5回1死の第3打席は左前打を放ち、4打数1安打。2点を追う9回1死の第5打席は、守護神ジャンセンのカットボールに手が出なかったが、ネビン監督は大谷の状態について「悪くない。何も心配はいらない」と評価した。

連続出塁は球団では07年のフィギンズと並んで5位タイ。13年に同僚トラウトがマークした40試合連続の球団記録も見えてきた。前日にはヤンキース・ジャッジの連続出塁が45試合でストップ。現在、メジャーでプレーしている選手では大谷が最長で、さらに記録を更新した。

レ軍との4連戦は敵地ボストンで行われているが、大谷人気は健在だ。今シリーズに合わせ、フェンウェイパークの向かいにあるグッズショップではレ軍の吉田と並び、大谷のTシャツも販売されていた。店員によれば、敵軍の選手個人のグッズ販売は極めて異例だという。打席に立つ大谷に熱狂的なボストンのファンから声援が送られるなど、人気の高さが目立った。

4連戦の最後、ボストンマラソンも開催される17日は今季4度目の先発マウンドに上がる予定。登板3日前はキャッチボールなどで調整し、準備を整えた。(ボストン=斎藤庸裕)

○…大谷と日本ハム時代に同僚だったレッドソックスのマーティンが、メジャー移籍後の成長に驚いた。「こんな風になるとは思っていなかった。ここはとても難しいリーグなのに」と、メジャーでも投打二刀流が大成功すると予見できなかったとした。日本ハム時代の姿には「ひどかった。野球が苦手でたくさん練習が必要だった」と冗談を飛ばした後に「明らかに私が見た中で最高の才能を持っていた」と絶賛した。