エンゼルス大谷翔平投手(28)は7日(日本時間8日)、本拠地レンジャーズ戦で4試合ぶりのマルチ安打と打点をマークした。

1回1死一塁、全力疾走で一塁内野安打とすると、4回には内角ツーシームを中堅へ打ち返し適時打。4試合ぶりの打点を挙げたが、4回までで11失点の展開では、流れは覆せなかった。

例年のように故障者が出始めている。先発左腕スアレスが3回途中6安打7失点で降板。2イニング目に左肩に違和感を感じていたが、「投げられると思っていたし、投げたかった」と続投。異変に気付いたチームメートの合図から首脳陣がマウンドに駆けつけ、交代となった。ネビン監督は「交代の時まで(異変を)口にしなかった。どんな選手でもケガをすれば、それは心配するもの」と話し、8日(同9日)にMRI検査を行うという。

チームは中継ぎ左腕キハダと右腕ウォーレンが肘のトミー・ジョン手術を今週中に行う予定。左腕ループも右太もも裏を痛めて5日(同6日)に15日間の負傷者リスト(IL)に入った。救援陣をはじめとして、故障者が続いているチームは2戦で26失点。大事な地区首位レンジャーズ戦で、台所事情の苦しさを露呈した。

次カードは、昨季ワールドシリーズを制覇したアストロズとの3連戦。大谷は9日(同10日)の2戦目に登板する。4月に比べ、勝率の高いチームとの対戦が多い5月。ケガ人が続く中、シーズン最初のヤマ場を迎える。(アナハイム=斎藤庸裕)

◆昨季のエンゼルスの失速 ウォード、マーシュ(現フィリーズ)や、投手陣では補強したテペラ、ループらが開幕から活躍。しかし5月上旬にブラッドリーが左脇腹痛でIL入り。同月16日までは地区首位にいたが、その後は守護神イグレシアスを始め、リリーフ陣が次々に崩れた。野手ではレンドンも故障が相次ぎ、6月に手術。主砲トラウトの打撃不振も重なり、投打がかみ合わなかった5月下旬から6月上旬に球団ワーストの14連敗を喫した。