ダイヤモンドバックスのエース右腕ザック・ゲーレン(27)の投げた球に激突した鳥が死んだと、18日付の複数の米メディアが伝えた。

遠征先のオークランドコロシアムで17日(日本時間18日)の試合前、外野のフィールドで投球練習を行っている最中に、鳥が投げた球に当たるというアクシデントが発生。投げたボールはカーブだったが、鳥は球に直撃して死んだ。ゲーレンは「何が起きたか、すぐには分からなかった。ただ球が急激に方向を変えた。珍しいアクシデントだ。不運だった」と話している。

投手が投げた球と鳥の直撃で有名なのは、通算303勝を記録し殿堂入りした左腕ランディ・ジョンソンが、ダイヤモンドバックスに所属していた2001年、キャンプのオープン戦登板中に投げた球が鳥に当たったアクシデント。メディアで伝えられる限りでは、ゲーレンの鳥アクシデントはジョンソン以来の珍事となる。

メジャー5年目のゲーレンは今季ここまで9試合に登板し、リーグ最多の6勝(1敗)を、防御率2・35と絶好調。チームも好調で現在ナ・リーグ西地区でドジャースに次ぐ2位となっている。