エンゼルス大谷翔平投手(28)がカブス戦の5回に盗塁を決め、これが日本選手の通算1000盗塁となった。

日本選手の盗塁第1号は投手の吉井理人(現ロッテ監督)。ロッキーズ時代の00年6月24日ダイヤモンドバックス戦の5回、殿堂入り左腕ランディ・ジョンソンから右前安打で出塁すると、1番グッドウィンの2球目にスタート。タイミングはアウトだったが、捕手の送球がそれた。当時は「エンドランのサイン。びっくりしましたよ」と話していた。この試合は日本人初盗塁だけでなく、ジョンソンにも投げ勝つ大活躍だった。

野手のイチロー、新庄が渡米した01年以降は盗塁が増え、吉井の初盗塁から23年後に大台到達。選手別の最多はイチローで、01年に56個で盗塁王に輝くなど1人で半分以上の509個をマークした。松井稼(現西武監督)が102個で続き、青木(現ヤクルト)も3位の98個を稼いだ。

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