メッツは25日、トーマス・ニド捕手を負傷者リスト(IL)から復帰させ、ゲーリー・サンチェス捕手(30)をDFA(メジャー40人枠から外す措置)とした。MLB公式サイトが伝えている。

今月9日にメッツとマイナー契約を結んでいたサンチェスは、正捕手オマー・ナルバエスと穴埋め役のニドがILしていたことからロースター入り。19日にメジャー復帰を果たすと3試合6打数で打率1割6分7厘、1安打1打点としていた。

しかし、ドライアイ症候群でIL入りしていたニドが復帰し、新人フランシスコ・アルバレス捕手が24日までの4試合で3本塁打を放ち、5月は打率2割9分4厘と調子を上げていることから、メッツとしてはロースターに捕手を3人抱える必要はないとし、サンチェスのDFAを決定したようだ。

バック・ショーウォルター監督は「トーマスの離脱中、いくつかのことを試してみたが、彼が戻ってきたので違う方向に進んでいくことになる。われわれは毎試合、チームが最大限の力を出せるよう努力している。トーマスが戻ってきた今、そうなると思っている」と話した。アルバレスについても攻守で「よくやっている」とたたえ、「トーマスが戻り、アルバレスが好調。このポジションの選手層は厚い」と語っている。