エンゼルス大谷翔平投手(28)がロイヤルズ戦に「2番DH」で出場し、7回にメジャー通算150号となる今季23号ソロを放った。本塁打王争いでは両リーグ単独トップに浮上し、ア・リーグでは負傷者リスト入りしているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に4本差をつけた。5回には二ゴロで1打点を挙げ、この日は4打数1安打2打点。今季56打点とし、レッドソックスのラファエル・ディバース内野手と並んでリーグタイ。現時点で本塁打と打点の2冠で、打率3割はリーグ6位となっている。

大谷は7-2の7回1死走者なしで、3番手右腕クラークの初球チェンジアップを捉え、バックスクリーン深部に運んだ。打球速度110・0マイル(約177・0キロ)で、飛距離は437フィート(約133・2メートル)だった。

大谷はメジャー652試合目(投手のみを除けば637試合目)の出場で通算150本塁打に到達した。ESPNによると、「通算150本塁打&75盗塁(大谷は76盗塁)」までの出場試合数ではウィリー・メイズ(598)、ホセ・カンセコ(630)、アレックス・ロドリゲス(646)らレジェンドに次ぐ歴代4番目のスピード記録だという。