エンゼルスは24日(日本時間25日)、通算207本塁打のマイク・ムスタカス内野手(34)をロッキーズからマイナー投手とのトレードで獲得した。25ー1での記録的な勝利を挙げた同日のロッキーズ戦後に発表された。

ムスタカスは11年にロイヤルズでデビューし、正三塁手として活躍。22本塁打を放った15年は初のオールスター選出を果たし、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。17年には自己最多38本塁打をマーク。18年途中にブルワーズに移籍し、19年に自身3度目のオールスターに選ばれた。

20年からレッズと4年契約を結んだが、故障や成績不振により22年オフに自由契約。今季はロッキーズと契約し47試合で打率2割7分、4本塁打、17打点を記録していた。メジャー通算1362試合で打率2割4分8厘、207本塁打、652打点、OPS・744。

エンゼルスはネト、ウルシェラ、レンドンと主力内野手が次々と離脱しており、その穴埋めとして獲得したとみられる。前日にはメッツから通算162本塁打のエスコバル内野手を獲得し、この日のロッキーズ戦でスタメン起用されていた。