右肘靱帯(じんたい)の損傷が判明しているエンゼルス大谷翔平投手(29)について、2度目のトミー・ジョン手術以外の3つの選択肢を米メディアが伝えた。

ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が5日付の記事で伝えたもので、米球界の医療関係者複数に話を聞いたところによると「ハイブリッド手術」「インターナル・ブレース(内部補助具)を使った修復治療」「再建術ではなく修復手術」があるという。

ハイブリッド手術はツインズ前田健太投手(35)やレイズの先発右腕タイラー・グラスノー(30)が受けている。靱帯を移植すると同時に人工靱帯を使用し補強するもの。トミー・ジョン手術の場合、復帰まで14~16カ月、場合によっては18カ月かかるケースもあるなど長いリハビリが必要だが、ハイブリッド手術なら復帰までの日数を短縮できるという。前田は2021年9月1日に手術を受け、チーム状況により当初予定の復帰時期を延期したものの、約1年後の22年シーズン終盤には復帰できる状態にまで戻していた。

また再建術ではなく修復手術を採用した場合は、復帰まで9~10カ月と大幅にリハビリ期間を短縮できるという。

同記者は、2度目のトミー・ジョン手術は1度目よりも厳しいリハビリが必要になることが多いと指摘。もし2度目のこの手術を受けて投手として元通り復活するには、来季1年は打者としての出場も諦める必要があると話す医師もいるという。