エンゼルス大谷翔平投手(29)のメジャー6年目が終了した。球団と契約延長がまとまらなければ、ワールドシリーズ終了から間もなく、フリーエージェント(FA)となる。残留か、移籍か-。米4大プロスポーツ史上初となる総額5億ドル(約725億円)規模の大型契約になるとの予測もあり、FAなら争奪戦は必至。エ軍のチームメートが残留を熱望する一方で、かつての同僚や他球団の選手たちがラブコールを送った。
大谷がエンゼルスから移籍するなら、候補球団として有力視されている球団がドジャースだ。正捕手のウィル・スミス捕手(28)は「世界一の選手なんだから当然、僕らは欲しい。もちろん投球も受けてみたいし、彼のような選手が打線の中軸にいたら、それは面白くなるよ」と期待を寄せ、主力野手のムーキー・ベッツ外野手(30)は「勝つための手助けになってくれると思うし、彼はすごくナイスガイ。一緒にプレーしてみたい」と願った。
また、大谷がメジャー1年目の18年シーズンまでエ軍でコーチを務め、現在はド軍のディノ・イブル三塁コーチは「僕はショウヘイが大好きだし、素晴らしい野球人。野球界でベストプレーヤーだとみんなが理解している。どこに行っても、彼の幸運を祈っているけど、個人的には彼とまたプレーしたいと思っているよ」と期待した。