DeNAは11日、今永昇太投手(30)の今オフのポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認したことを発表した。
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GM会議が終了し、メジャーのFA市場が動き始める時期を見計らって、DeNA側は今永のポスティングでの米挑戦を正式発表したのではないだろうか。今オフの先発投手トップ10では、1位山本由伸らに続き、今永は8位にランクイン。左腕としては、スネル(前パドレス)、モンゴメリー(前レンジャーズ)、ロドリゲス(前タイガース)に続く評価を得ており、「穴人気」になる可能性は高い。
今年3月のWBC決勝で先発し、米国の強力打線相手に好投しただけでなく、四球が少なく、三振も取れる頭脳派だけに、各球団の評価は高い。キャリアを通して年間投球回数の少なさは懸念事項とはいえ、少なくとも先発ローテの3~4番手として予想。「売り手市場」の相場からも、3年総額4500万ドル(約67億5000万円)&インセンティブ&相互オプション、またはオプトアウトを含む4~5年契約あたりが、交渉の出発点となりそうだ。
今オフのFA市場の場合、ランク1位の大谷が最大の注目を集めるだけでなく、同2位の山本の動向も、他の選手へ大きく影響する可能性が高い。ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズなど「大谷シフト」を敷く球団は、大谷を逃した場合、山本争奪戦へ参入。ヤンキース、カブスなどは、山本と今永を「両にらみ」しながら折衝を続けるものとみられる。いずれにしても、今永に対する評価は「Aクラス」。昨オフ、5年総額7500万ドル(約112億5000万円)でメッツへ移籍した千賀が好成績を残したことも「追い風」となっており、今永にすれば移籍のタイミングとしては申し分ない。【MLB担当=四竈衛】



