カル・リプケン氏(63)の史上最長2632試合連続出場が途切れた際に代わって三塁を守ったライアン・マイナー氏が22日(日本時間23日)、がんのため49歳で死去した。同氏が所属していたオクラホマ大学が23日(同24日)発表した。

マイナー氏は1996年にオリオールズに33巡目で指名され入団。98年9月13日にメジャーデビューし、1週間後の9月20日の本拠地でのヤンキース戦でリプケン氏に代わって三塁でスタメン出場し、リプケン氏の連続出場が途切れた。その日、マイナーは「球場に来たとき、そんなことになるとは想像もしていなかった」と話したと伝わっている。

1年目は9試合の出場にとどまり、01年にはエクスポズに移籍。メジャー4年間で通算142試合に出場し、打率1割7分7厘、5本塁打、27打点だった。