キューバプロ野球連盟が29日(日本時間30日)、来年1月に南米コロンビアで開催される「インターコンチネンタル・プロフェッショナル・ベースボール・シリーズ」の出場登録メンバーを発表し、メジャー通算321セーブを挙げる左腕アロルディス・チャプマン(35=レンジャーズFA)や元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手(39=マーリンズFA)らメジャー経験者が20人近く名を連ねた。スペイン語メディアのEFE通信などが伝えた。

仮登録されたメンバーは36人で、他にユリエスキの弟ルルデス・グリエル外野手(30=ダイヤモンドバックス)、マリナーズやロッテでもプレーしたレオネス・マーティン外野手(35)、オリオールズやマーリンズなどで活躍したオドリサメル・デスパイネ投手(36)らがいる。キューバ代表には今年3月のWBCでホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手(26)とヨアン・モンカダ内野手(28)が参戦したが、これだけ多くのメジャー経験者が代表に加わるのは初となる。現在MLB球団に所属している選手に関しては、球団に許可を求める手紙を送っており、回答を待っている状況だという。

同大会は1月25日から2月1日まで行われ、開催国と日本、韓国、メキシコ、インドネシア、米国、キュラソー、キューバが参戦予定。日本からは独立リーグの日本海リーグが参戦する。