DeNAからポスティングシステムでカブス入りする今永昇太投手(30)の入団会見が12日(日本時間13日)、シカゴ市内で行われた。

会見の冒頭であいさつしたジェド・ホイヤー編成本部長は、米国内でもアッという間に広がったニックネーム「投げる哲学者」として今永を紹介した。「我々は彼のことを注意深くスカウトしてきた。とても多くのスカウトが見てきた」と経緯を説明。本部長自身も、昨年9月に来日し、直接視察。解禁後は代理人側と接触を続けつつも、期限寸前で交渉成立にいたった。「扉が閉じる目前で真剣度が増した。期限があることは、そういうものだと思う」と、土壇場での獲得成功にニンマリしていた。