DeNAからポスティングシステムでカブスに入団した今永昇太投手(30)について、カブスOBのベン・ゾブリスト氏(42)が秘話を明かした。

今永は12日(日本時間13日)の入団会見で、背番号「18」を選んだ理由について、2016年にカブスが108年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たしたとき、シリーズMVPに輝きヒーローとなったゾブリスト氏が着用していた背番号だからと説明し「自分も同じような活躍がしたい」と思いを明かしていた。

13日付のシカゴの専門テレビ局「マーキースポーツ・ネットワーク」電子版によると、ゾブリスト氏はポッドキャストで今永が入団会見の数日前に連絡を取ってきたことを明かしたという。今永の代理人を務めるオクタゴンはゾブリスト氏の代理人も務めており「代理人から電話をもらったんだ。ショウタが連絡を取って、18番を着用してもいいか聞きたいということだった。僕は『もちろんだ。僕の了解を取る必要はないよ』と伝えた」と話した。

ゾブリスト氏は「彼が会見で僕について言ってくれたことは、本当に光栄なこと。代理人からの電話は驚いた。18は僕のではなくカブスの番号だ。しかし、あの番号を着用できたことは幸せだった。彼がフィールドで素晴らしい活躍をするのを楽しみにしている」と話した。